二種類以上の色糸を使い、経や緯に連続的に筋を織り出した文様です。縦縞・横縞・格子縞・斜め縞のほか多くの変わり縞があります。かつては「筋」と呼ばれていましたが、16、17世紀に南洋諸島から渡来した筋柄の織物を「島布」「島渡り」といい、略して「島」と呼ばれ、縞の字があてられるようになったといわれています。
織物にも染物にも用いられ、大きさによるものでは「千筋」「万筋」「大名縞」「棒縞」「大格子」「小格子」などがあり、形状によるものでは「子持縞」「滝縞」「よろけ縞」「崩し縞」など、産地によるものには「八丈縞」「青梅縞」「薩摩縞」「遠州縞」などがあり、外来ものには「ベンガラ縞」「カピタン縞」「唐桟」などがあります。
歌舞伎役者が舞台衣装に用いたことで広く親しまれるようになり、役者の名前がついたものも多く「芝翫縞」「仲蔵縞」「菊五郎格子」「高麗屋格子」「三津五郎格子」などがあります。
|